川崎競馬場 スパーキングレディカップ【JpnⅢ】

このレースは砂の女王として1996年のダート交流重賞で無敵の快進撃を見せた名馬ホクトベガの偉業を称えて創設されたレース。
当時は中央のGI馬が地方の交流レースに出ることを批判される風潮が強かった。
そんな中傷を気にも留めないように快進撃を続けたホクトベガ。
印象に残っているのは1995年6月に行われたエンプレス杯。
2着に18馬身もの差をつける圧勝劇。
“砂の女王”を予感させる衝撃のレース振りだった。

有力馬紹介

サンビスタ

牡馬一線級を相手に互角の走りを見せ、前走のかしわ記念こそ5着に敗れたものの、レース後のコメントで岩田騎手が「パサパサのダートで滑っていた」と敗因ははっきりしているし、マリーンCを4馬身差で楽勝したように牝馬限定戦に限れば昨年のJBCレディスクラシックから3連勝中。
その3戦全てでトロワボヌールを負かしており、体調に問題さえなければ今回も先着を許すことはないだろう。
川崎競馬場の適性も昨年のエンプレス杯で3着に入っているように特に心配する必要はなく、実績のあるマイルなら安心できる。
58kgの斤量もマリーンCで克服しているとなれば重賞5勝目が期待できる。

サウンドガガ

昨年の優勝馬であり、川崎競馬場マイルの適性が証明されている。
連覇に期待したいところだが、昨年よりメンバーが揃っているので楽には勝たせてもらえないだろう。
競合しそうな同型が不在で絶好の内枠、武豊騎手の導き次第で昨年の再現も可能かもしれない。

トロワボヌール

前走で古馬混合のさきたま杯で2着に入る好走を見せ、その前のマリーンCでもサンビスタから4馬身差の2着とここにきての充実度は注目に値する。
昨年に続いての出走馬がいるが、川崎競馬場は昨年末にダートの入れ替えを行っており、昨年よりも時計の掛かるダートになっていることは頭に入れておきたい。

 

エンプレス杯【JpnⅡ】

ダイオライト記念【JpnⅡ】

京浜盃【SⅡ】

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サンタアニタトロフィー【SⅢ】