競馬博物館

カルトQ

 

  カルトQ1~10回  

笠松 レース中にトラクター侵入

2011年1月7日の笠松競馬3レースでのこと・・・
2度目の4コーナーまでは普段と変わらず淡々とレースが進んだが、目を疑うような光景が待っていたのは最後の直線。
トラクター2台がコースに入り馬場の整備を始めていた。
5頭立て+力量がはっきりしていたレースだった為、馬群がバラけていた。
5頭はトラクターを右へ左へと避けながら、何とか無事完走。
騎手や馬にケガはなく、最悪の事態は免れたものの、一歩間違えれば大惨事。
笠松競馬の広報によると、原因はトラクターを運転していた【外部委託】の整備員の勘違い。
午前中のレースは800メートルと1400メートルがほとんどで、4コーナーを2回通過する1800メートルは珍しい。
このため1周目の4コーナーを駆け抜けた馬を見てベテランの整備員が「800メートルのレースが終わったと勘違いして、コースに入ってしまった。もう2台の整備員もつられて入ってしまった」(広報)とのこと・・・
【外部委託】という部分をわざわざ言う辺りが責任逃れ体質の強い公務員らしさが溢れている。
結局、レースは「走路整備車両が進入したため、競走全般に重大な影響を与えた」として不成立。786万2000円の勝馬投票券はすべて返還となった。
場内では失笑が漏れ、本来なら的中の馬券を持っていた客(ハズしていた人もいたはず)は激怒。数十人が窓口に押し寄せ、最終レースが終わるまで「どうしてくれるんや?」「責任を取れ!」などと詰め寄っていた。
笠松競馬側は終始「全額返還とさせていただくのが誠意」と説明を続けた。

八百長レース?

金沢競馬場 12年11月6日の7レース・・・
今や知る人ぞ知る八百長疑惑のレース・・・
人気を背負って出走した8番ジェイフォース(単勝1.5倍)が、スタートから行き脚よく先頭に立ちこのまま押しきるかと思われた矢先、第3コーナー手前で鞍上の沖騎手が馬から「降りる」ように落馬。
騎手は「鞍ズレが起き、自ら鐙から足を外さなければそのまま引きずられて身体に危険が及ぶと思ったため降りた」としているが、鐙から足を抜かなければならない理由は分かるが、馬から降りる理由がない・・・
ネット上でも「沖ダイブ」や「後続馬がいるのにすごい勇気」など上げられている。
展開を見ても人気馬がわざわざ外を回る、外を回らす“補助馬”がいる、出遅れるなど、怪しげな展開が多い。
また、平場レースがメインレースの売り上げを上回る(詳しくはこちら)のもおかしな話。
3連単の売り上げが突出しているのが分かる。(後の8Rも同じく八百長疑惑のレース)
この件について、主催の金沢競馬に確認すると、「ご指摘の件がネット上で騒がれていることは認識しております。ご指摘のレースについても、パトロールビデオを見たうえで、裁決委員が調教師や騎手に聞き取り調査をいたしましたが、不正はなかったと裁決委員から報告を受けております。今後も公正な競馬を行うため、一所懸命対応してまいります」とのこと・・・
そりゃ、素直に認めるわけがない。
ちなみにこの騒動に巻き込まれたジェイフォース号は次のレースでダントツ1番人気(単勝1.1倍)で2着以下に5馬身差をつけて圧勝した。

113連敗の競走馬「負け組の星」ハルウララは今

走っても勝てない競走馬として全国的なブームとなった高知競馬のハルウララ(牝18歳)が、千葉県内の牧場で余生を送っている。
平成10年にデビューし、引退する18年まで113戦全敗。
負けてもひた向きに走り続ける姿が人気を集め「負け組の星」とも呼ばれたが、消息が長くはっきりせず、安否が心配されていた。
ハルウララは8年北海道生まれ。引退後の24年12月、当時の馬主が千葉県御宿町の牧場「マーサファーム」に預け、そのまま今年2月に所有権を譲渡。
現在、同ファームが自費で世話をしており、元気だという。
当時の馬主の意向でしばらく名前が伏せられていたが、「頑張った馬なのに、人に知られずにいるのはかわいそうだ」と、7月15日、同ファームのスタッフ宮原優子さん(31)が支援団体「春うららの会」を設立。
ハルウララの存在を公表し、餌代などの経費を賄うため、寄付金を募ることにした。
宮原さんは「来たばかりの時は人間を威嚇するなどしていたが、穏やかになってきた。
静かな余生を送れるよう見守ってほしい」と話す。
事前予約をすれば見学可能。

スプリングカエサル天神乗り

2010年2月14日(日) 2回京都6日 4R サラ系障害4歳以上
京都競馬場で行われた障害レースで騎手があわや落馬という事故が発生しました。
生垣を飛び越えたりする障害レースではどうしても騎手にも危険が伴うため、落馬自体はそれほど珍しい事故というわけではありませんが、このレースでは騎手はなんとか馬にしがみついて落馬を回避。
しかし、鞍がずれてしまったため、その後はあぶみから足を離してレースを継続。
なんと2位でゴールインしました!レース終了後は1着の騎手も大笑いしておりました!!

デムーロ最敬礼

第146回天皇賞・秋(28日、東京11R、GI、3歳以上オープン、国際、指定、定量、芝2000メートル、1着本賞金1億3200万円=出走18頭)
日本での騎乗経験も豊富な名手ミルコ・デムーロ騎手が見事にエイシンフラッシュを復活へと導いた。
レース後はご臨席の天皇皇后両陛下に対し、下馬しひざまずき最敬礼。
両陛下がいらした特別な日に、勝つことができてとてもうれしい。この馬の前回の勝利から2年半、僕が勝つために待っていてくれたのかという思いだ」と感激の表情を浮かべていた。

天覧競馬となった秋の天皇賞は、五番人気のエイシンフラッシュが勝利し、ミルコ・デムーロ騎手が勝利騎手となり、天皇皇后両陛下に対して騎士風の跪いた最敬礼を行い場内を大いに沸かせることとなった。
天皇皇后両陛下の御前でもっとも勝利にふさわしい人間が勝利したということなのだろう。
天覧競馬で勝利騎手となった松永騎手も馬上でヘルメットを脱ぎ、両陛下におじきをしているので、日本人としてはこちらの方が自然なのかも知れないが、やはり最敬礼は絵になるしかっこいいですね。
日本人として本当に嬉しい限りです。
原則として、騎手はレース後も検量が終わるまで勝手に下馬してはいけないようで、故障だとか落馬以外ではあまり認められたケースはないようですが、今回のデムーロ騎手の天皇陛下への最敬礼は「やむを得ない事情」として認められたようで、JRAもお咎めなしという判断を下したようです。当然ですね♪
なにはともあれ、デムーロ最高!!

豪競馬でハプニング

オーストラリアの競馬でジョッキーが半ケツのハプニング!

レース中に騎手のパンツがずれ、お尻が丸出しになる事態が発生。
ゴール時点で脱げかけ­、ゴール後にさらなる事態となるハプニングが発生!
後日ずり落ちたパンツをチャリティーオークションに出品して、そのお金を前立腺がん患者のための財団に寄付する予定なんだそうです。
2015年5月5日23時現在で、入札価格は2,600豪ドル(約24万7千円)の高値を付けているようです。

逃げて差す!!?

グランフェデリオ(栗東 森秀行厩舎)スタート良く飛び出してハナを切り10頭を引き連れて4コーナーから最後の直線に向いた所で、故障発生かとスピードを緩め、手綱を引いてほぼストップ?
後ろから来ていた馬にも抜かれ、あーと思いきや・・・・
再び復活。
最内から残り300M、抜かれた7頭を一気に抜き去り1着でゴーーーール。

ありえないレース?
同様に大井のスピードマウンテンも同じようなレースをしている。
中央ではオルフェーブルの阪神阪神大賞典が有名ですね。



 

 

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