10/19 京都競馬場 11レース 秋華賞【GⅠ】

新たな女王は、最内をすり抜けて誕生。
早くから素質を高く評価されてきたショウナンパンドラが、断然人気のオークス馬、ヌーヴォレコルトを封じ込めての快勝!

ショウナンパンドラは春に苦しいことを経験した馬で、勝負強さに体がついてくるようになった印象。今回も特に減ってはいなかった上、ファンファーレが鳴っても全く動揺せず、聞こえていないのかというくらい集中しており、状態も抜群に良かった。
何よりスタートをしっかり決めて、ヌーヴォレコルト陣営がしたかった競馬をそのまました浜中騎手の騎乗がお見事。
他にも勝てた要因として、夏場の2戦で馬込みの競馬を教え込み、馬も身につけたことが大きいのではないだろうか。
その2戦とは糸魚川特別と紫苑S・・・どちらとも馬込みからの競馬で、春はずっと外を回る競馬しかしていなかった馬に、この2戦で馬群に入る競馬を教えたのが岩田騎手・・・教えた馬にやられてしまった皮肉な結果となった。

ヌーヴォレコルトの敗因はショウナンパンドラとは真逆で、前に壁が出来てしまい、外を回らざるを得なかった・・・結果論だが、外を回って勝てるほど力の差はなかったということではないだろうか。

3着のタガノエトワールは9月に未勝利を勝ったばかり。思っていたよりも力があったんだというのが正直な印象。まだキャリア5戦目なのに正攻法の競馬でヌーヴォレコルトに迫っていた。今日の着順は鵜呑みにしても大丈夫だろう。

2番人気だったレッドリヴェールは6着・・・
ローズSの時も気にはなっていたが、パドックで外ばかり向いていたし、口元を見ても緩んでいる感じがあり、明らかに集中力が戻っていない感じがしていた。
ステイゴールド産駒の悪い面が出ているのだろうが、気分的なもので体は傷んでいないので、何かしらのきっかけで立ち直ってくるとは思う。

 

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