長い歴史を誇り、今年で60回目を迎える冬の名物重賞。今年も牝馬ダート路線の実力馬が集結し、今後を占う意味でも注目の一戦となりそうだ。
2008年にハンデ戦に変わり、10、11年にハンデ52kgの10番人気が連続して3着に。昨年もハンデ52kgの7番人気サクラサクラサクラが2着に逃げ粘ったように軽ハンデの人気薄が上位に食い込むことがよくある。
中央勢に圧倒され続けていた今年の交流重賞だが、先日の浦和記念では地方所属馬が馬券圏内を独占し、その後の兵庫ジュニアGPでも地方所属馬のワンツー決着!
このクイーン賞での中央勢は牡馬相手に互角に戦える真の女帝クラスの馬がハンデを背負わされる事を避けてJCダートに出走するケースが多々あり、手薄な中央勢になりがちという相手関係に恵まれての地方所属馬の健闘・・・
その地方馬も手薄(JBCレディスクラシックで地方馬最先着の6着馬で勢いのある小久保厩舎のマイネエレーナはクイーン賞に登録していたが、結局は繁殖入りを表明して引退・・・他の南関勢では登録していたノットオーソリティやカイカヨソウも次々と回避・・・中央の牡馬相手の佐賀、サマーチャンピオンで2着した東海のピッチシフターも出走せず、東海勢では毎度お馴染みのトウホクビジンなど勝つことより出走する事に意義を見出している面々ばかり・・・)だが、何とか今の勢いを止める事なく頑張って欲しい。
ローレル賞【SⅢ】
ロジータ記念【SⅠ】
ハイセイコー記念【SⅡ】
浦和記念【JpnⅡ】
勝島王冠【SⅢ】
ゴールドカップ【SⅢ】
全日本2歳馬優駿【JpnⅠ】
東京大賞典【GⅠ】
報知オールスターカップ【SⅢ】
ニューヤーカップ【SⅢ】