台風が順調（？）に進んできている為、前日発売は中止・・・
開催も危ぶまれるが強硬されても泥沼状態の馬場では予想なんて関係なくなってしまう上、馬も騎手も可哀想である。
京都芝2400mで行われるクラシックディスタンス。
スタンド側のポケットからスタートし、コースを1周する。最初の直線が長い為、前半のペースは遅め。３コーナー、４コーナーを下りながら長い直線に入る為、スパートなタイミングを間違うと外に大きく振られる、騎手の腕と馬の持続力、瞬発力が要求される。
基本的には差し・追い込み馬が有利だが、同じ舞台で行われる日経新春杯では逃げがよく決まるなど、スローな流れを利用してそのまま逃げ馬が引き離すという展開が決まるパターンも多い。
トーセンラー
前走の安田記念は不良馬場で行われ、予想通り全くダメで、このレースは完全に度外視していい。
昨秋のマイルCSでGIを初制覇し、春の天皇賞で２着に入線するという距離に幅があるタイプ。
得意の京都コースでパンパンの良馬場なら休み明け緒戦からでも期待大・・・
だが、13日の京都は台風の影響で馬場状態は最悪であろうことから圏外の可能性も高い。
フーラブライド
トーセンラーとは逆にゴールドアリュール産駒でダート経験もあるので馬場に対する心配はない。
同じ舞台で行われる日経新春杯で牡馬相手に３着の経験もあり舞台巧者。
昨秋から急に力を付けている上、前で粘れる、後ろからでも長くいい脚を使えるタイプとなれば狙い目か？
タマモベストプレイ
血統的に短距離馬と言われ続けたが、皐月賞・ダービー・菊花賞と大崩れすることもなく走り切り、有馬記念では5着と掲示板を確保。
前走の札幌2600m、丹頂Sで強い勝ち方での勝利。パワーの要る洋芝で勝ち切れるということは馬場悪化しても・・・発展途上の4歳馬、チャンスがあるかも？
メイショウマンボ
昨年に牝馬GIを3勝。ここでも実績上位。過去の休み明けでローズSで４着、大阪杯７着と動けていないのが気になるが、今週の追い切りが過去最高と言ってもいいほどの素晴らしさ。その上、道悪もこなせるとなれば女王復活か？
その他にも【大賞典荒らし】の異名を持つ買い時が難しいヒットザターゲットなど馬場状態次第でどの馬が突っ込んでくるか分からない波乱傾向にあるレースになりそうだ。
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