東京マイルを舞台に行われ、創設当初はクラシックへの出走権がなかった外国産馬の3歳春の目標として「マル外ダービー」とも呼ばれていたが、キングカメハメハやディープスカイがこのレースと日本ダービーを連勝しているように、3歳のマイル王を決めるだけでなく、日本ダービーを展望するうえでも見逃せない一戦。
GⅠレースの中では荒れるレースとして有名でもあり、2007年のピンクカメオとムラマサノヨートーの最低＆ブービー人気が馬券に絡んだのは記憶に新しい。
それ以外にも最近10年間では二桁人気の馬が3勝しており、馬券圏内まで広げると入着は7回もある。
今年はどの馬が1番人気になるのかすら判断がつけにくい混戦模様。
そんな混戦模様の穴馬探しの指標としては・・・
ここ近年の大きな傾向として、サンデーサイレンスの血を持っていない馬が3着以内に入ったことがないことは特注だろう。
そんなサンデーサイレンス系の中でも特にディープインパクト産駒の好成績が光る。
6頭が出走して複勝率50％をキープしており、この条件ではさすがの強さを誇っている。
昨年のミッキーアイル、同じ東京マイルでの安田記念を勝利したリアルインパクト、ヴィクトリアマイルではヴィルシーナが2連覇中とディープインパクト産駒の中でも先行力のあるタイプの活躍が目立っている。
東京マイルではスピードだけではなくスタミナが必要で、皐月賞や毎日杯など長い距離からの臨戦馬が有利・・・というのは一昔前。
芝の育成法など改良された今では馬場の高速化が進んでしまった為、近年のNHKマイルCではそれほどスタミナは要求されない。
どちらかというと距離延長組か、ニュージーランドTからの臨戦馬をチェックしておきたい。
・レース展望 フローラステークス【GⅢ】
・レース展望 青葉賞【GⅡ】
・レース展望 天皇賞(春)【GⅠ】
・レース展望 京都新聞杯【GⅡ】
・レース展望 新潟大賞典【GⅢ】
・レース展望 京王杯スプリングカップ【GⅡ】
・レース展望 ヴィクトリアマイル【GⅠ】
・レース展望 日本ダービー【GⅠ】
・レース展望 目黒記念【GⅡ】
・レース展望 鳴尾記念【GⅢ】