変則開催でダービーデーの最終レースに行われる古馬のスタミナ比べとも言える目黒記念。
舞台となる東京芝2500mは、ダービー・オークスより100m延びるだけだが、直線の坂を2回走ることになる為、かなりのスタミナ適性が必要。
ハンデ戦ということもあり、直線で順位が激しく入れ替わるレースになることも多い。一筋縄ではいかない難解な一戦だ。
ここ5年、トップハンデを背負って馬券圏内に入った馬はいない。
過去10年に広げても2頭だけ。
実績を評価されて上位人気に支持されるケースも多いが、期待には応えられていない。
最後にどれだけスタミナと根性を残しているかが鍵になるレースの為、斤量が重すぎない差し・追い込み馬を狙うのがセオリー。
特に７歳以上でハンデ５５kg以上を背負わされている馬は今まで馬券に絡んだことがないので消しでいいだろう。
現段階ではオーシャンブルー・ヒットザターゲット・ファタモルガーナ・マイネルメダリスト・ムスカテールと重賞3勝とここでは実績上位のヒットザターゲットも含まれる・・・
有力馬は・・・
ダービーフィズ
父はジャングルポケット、近親にマンハッタンカフェがいるという血統でスタミナは文句なし。
昇級ということで54kgで出走できるのがかなり有利。
ニューダイナスティ
この馬は毎年夏に向けて調子を上げてくる馬。
先行できる長距離戦では安定感があり、今のこの連日の真夏日続きはこの馬の好走条件に当てはまる。
レコンダイト
勝ちきれないが、ほとんど掲示板を外さない堅実派。
55kgの斤量なら重賞レースでも連に絡む可能性はある。
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