第39回エリザベス女王杯は、川田将雅騎手騎乗の3番人気ラキシスがゴール寸前で差し切り、初の重賞制覇。
当日の京都は後ろより前、外より内、という馬場で内が有利だったのは確か。
そこで絶好の枠順を逃さずに取ったタイトルといえるのではないだろうか?
2着入着だったヌーヴォレコルトの競馬がロスのない立ち回りで、直線で抜け出した際には完勝すると思ったほどだった。それを差し切ったのは地力があると言える。
3着のディアデラマドレだけが外を回って伸びてきた。折り合いもついていたし、リズム良く運んでいたが、最後は内を回った組に勢いで負けてしまった感じ。
これで秋のGIはスノードラゴン、ショウナンパンドラ、トーホウジャッカル、スピルバーグに続いて5戦全部、重賞未勝利馬が勝ったことになる。
1番人気が勝っていないこともその表れだが、オルフェーヴルやロードカナロアが引退し、飛び抜けた馬が不在ということではないだろうか?
今後の重賞戦線も未勝利組に注目する手はありそうだ。
・富士ステークス【GⅢ】
・菊花賞【GⅠ】
・アルゼンチン共和国杯【GⅡ】
・みやこステークス【GⅢ】
・武蔵野ステークス【GⅢ】
・ジャパンカップ【GⅠ】
・チャンピオンズC【GⅠ】
・阪神JF【GⅠ】
・有馬記念【GⅠ】
・フェアリーステークス【GⅢ】