中山競馬場 有馬記念【GⅠ】

暮れの大一番、有馬記念を制したのは戸崎圭太騎乗の4番人気ジェンティルドンナ!
3/4馬身差の2着には内から馬群を割って伸びてきた9番人気のトゥザワールド!中団追走から差を詰めた1番人気ゴールドシップとの際どい争いとなったが、トゥザワールドがわずかに先着。ハナ差でゴールドシップは3着となった。

まさかあれほどのスローペースになるとは想定外だった・・・
あのペースで瞬発力勝負に持ち込まれればこういう結果になるのは当然だし、勝ち時計と上がりタイム、経過ラップや着差を見直して納得できた。
まず、勝ち時計の“2分35秒3”は2000年以降の有馬記念で、2番目に遅い時計。
着差を見れば1着から最下位の馬までのタイム差が今年は“1.1秒差”という密接状態の2000年以降で最小の着差!
そして道中13秒台のラップが3回も続いたのは2000年以降今年で2回目・・・
歴史に残る超スローペースの有馬記念だったことになる。
レースを見ていて思ったのはそれぞれが牽制しあっている様子が伺えた・・・
それはエピファネイアがジャパンカップで見せたハイペースでの勝ち方に要因があったのではないだろうか?
あれだけ強い勝ち方をされたので騎手同士が牽制し合い、結果的にこのペースになったのではと思われる。
ある程度ペースが落ち着くとは思っていたが、ここまでとは・・・

なんにせよ、GⅠ7勝は父であるディープインパクト、テイエムオペラオー、シンボリルドルフ、ウオッカの4頭に並ぶJRA史上最多タイ!
牝馬の有馬制覇はダイワスカーレット以来、史上5頭目!
有馬では初の父娘制覇という偉業を成し遂げたジェンティルドンナは最高の名牝だった。

 

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