出走馬唯一のディープインパクト産駒が父譲りの切れ味を見せつけた!
5番人気のショウナンアデラが直線で先に抜け出した2番人気レッツゴードンキを並ぶと同時にかわし、半馬身差をつけての勝利。
さらに半馬身差の3着には4番人気のココロノアイが入った。
そして1番人気のロカは8着と惨敗。
ゲートが開いた瞬間に2馬身の出遅れ・・・
結果的にはその出遅れが良かったのではないだろうか?来年に向けて溜める競馬で勝ったというのがどんな展開にも対応できるという収穫だ。
鞍上の冷静な判断もよかったが、何よりあの位置から直線で進路を変えて差し切る姿はディープの遺伝子を感じさせる。
2着のレッツゴードンキ。
行きかけたところで前が壁になって脚が溜まったのもあり、追い出しも勝ちパターンだったが、あの競馬で負けたなら仕方がない。
そのレッツゴードンキより完璧に立ち回ったのがココロノアイ。
鞍上の横山典騎手がペースが遅く、バタバタする馬もいた中、インでなだめてロスなく立ち回る好騎乗。
ただ、あの走りで3着ということは現時点の力ではあれが限界だったのだろう。
1番人気のロカ・・・
1戦1勝馬なので何があっても驚きはしなかったが、キャリアの浅さがモロに出た。出遅れて引っかかって・・・ああなると厳しい。
レース前は最内からで揉まれるとどうなるかなど勘案して評価を下げていたが、それ以前の問題だった。
出遅れてもあのまま慌てず、じっくりと構えた方がよかったかもしれないが・・・今となってはあれが癖にならないよう願うばかりだ。
あの馬は距離が延びてどうなるかだと思われるので、あれが全ての能力とは思えない。
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