東京競馬場 根岸ステークス【GⅢ】

中団でレースを進めた三浦騎手騎乗の1番人気エアハリファが、直線に入って馬群の間から抜け出し、後方からの差しを決めようとした2番人気ワイドバッハを追いつかせず、1馬身差をつけ優勝。
直線に入ったときは「包まれた!無理か?」と思えるポジションだったが、そこから外に出しての差し切り勝ち・・・強かった。
ここを勝たなければGIへの出走は確実にならない辺り、陣営の意気込みもかなり強いものだっただろう。溜める競馬ができれば末脚は切れるし、馬込みも気にしないので本番でも面白いだろう。

展開が向かなかったのに2着まで追い上げたワイドバッハも流れひとつで勝てる能力はある。
末脚が安定しているし、レース後の鞍上のコメントにもあるように「このクラスの1400mだと脚がたまらない。今ならマイルの方がいい。」と言っていたように本番でも侮れない。

何よりも著者が悔やまれるのは3着に入った15番人気アドマイヤロイヤル・・・
近年、510kg以上の高齢馬(今回は該当馬2頭)が3着に食い込んで万券を演出しているデータを知りながら、1頭に絞った上、その選択も間違っていたことが悔やまれる。
・・・そんなことはいいとして、アドマイヤロイヤルは、最後の直線で内田騎手がバランスを崩したように見えたので映像をよく見直したらエアハリファが抜いたと同時に噛みつこうとしていた・・・
その負けん気をレースにもっていっていれば2着で粘れたかもしれないのに・・・
なんにせよ老いてまだ元気ということか。

ダート初挑戦で注目された3番人気ロゴタイプは8着に終わった・・・デムーロ騎手によると芝の方がいいという感想だったようだが、ダートが全くダメということでもないようだ。
芝スタートのマイル戦など面白そうなので、もう一度くらいダートの走りを見てみたい気がしないでもない。

 

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