2番人気のアンバルブライベンが、自分の形に持ち込んで鮮やかな逃走劇で重賞2勝目を飾った。
外からニザエモンに競りかけられるシーンもあったが、あれだけダッシュ力に差があると無理ができなかったようで譲る形になり、アンバルブライベンが逃げきった。
アンバルブライベンは京都の成績がよく、使い込んでもへこたれず、追い切りでも好タイムをマークしていた辺り万全の体制だったのだろう。今の時代、これだけ徹底した逃げ馬は珍しく、今の競馬はスローペースが多く、前に行けることが武器にもなるのでこのまま徹底してほしいものだ。
高松宮記念への見立てとしてはコース形態を考えるとサドンストームの方が面白いかもしれないが、アンバルブライベンの逃げは確実な武器と言えそうだ。展開次第ではまた次も…ということも考えられる。
ロードカナロアが引退した後は、突出した馬がいない路線なので、その時期にいい状態で臨める馬が結果を出すといった感じになるだろう。
・日経新春杯【GⅡ】
・京都牝馬ステークス【GⅢ】
・アメリカジョッキークラブカップ【GⅡ】
・東海ステークス【GⅡ】
・根岸ステークス【GⅢ】
・共同通信杯【GⅢ】
・京都記念【GⅡ】
・フェブラリーステークス【GⅠ】
・阪急杯【GⅢ】
・中山記念【GⅡ】