阪神競馬場 阪神大賞典【GⅡ】

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以前はスターホースの復帰戦として重要な役割を持っていたが、長距離路線自体が衰退気味になっていることに伴い、阪神大賞典もその権威が低下してきている印象がある。
だが、過去10年で1番人気は4勝しており、4着以下に敗れたのも1度しかない堅い決着が多い。
少頭数で紛れが少なく、実力馬が結果を出しやすい傾向が強い。
ただ、前述の1番人気が4勝しているが、うち3つはゴールドシップで残りのひとつはディープインパクト。
スターホースが引退し、古馬中長距離のカテゴリーも世代交代中・・・
普通の1番人気では信頼を置きにくいレースと考えるべきかもしれない。

有力馬紹介

シュヴァルグラン

早い段階から素質の高さを示していたものの、体質強化が素質に追いつかなかったのか伸び悩んでいた。
やっと良くなってきた昨秋から500万下→1000万下→1600万下と3連勝した勢いそのままに重賞初挑戦で臨んだ日経新春杯ではレーヴミストラルから2馬身差の2着。
4コーナーで他馬と接触してバランスを崩すシーンがあり、3着に降したサトノノブレスが先週の中日新聞杯を勝っているようにこのメンバーなら評価を下げる必要はない。
ただ、良績が広いコースに偏っており、小回りへの対応が課題か。

トーホウジャッカル

2014年の菊花賞をレコードタイムで制覇していることから底力と長距離適性は抜けている。
体質が弱いからか順調さを欠いた昨年は宝塚記念、札幌記念と2戦しかできずその2戦も惨敗していたが、この中間はひと追いごとに本来の姿に近づいているようだ。
デムーロ騎手との新コンビも魅力的。
7カ月の休み明けはさすがに不利だが、宝塚記念の内容から阪神も合いそう。
最終追いでどこまで本来の状態に戻るか注視したい。

 

《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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