NHKマイルCのステップレースのファルコンS。
キャリアの浅い3歳戦ということもあり、過去7年中、6年で3連単の配当が10万円を超える波乱傾向のレース。
波乱の理由はオープンクラスのスプリンターにはこの時期目標がない。
そういった事情から1200ｍ戦の有力馬が多数出走してくる為にペースが速くなる。
差し・追い込み馬のワンツー結果が示す通り、スピードタイプより長い距離をこなせるスタミナタイプに有利なレースと言える。
有力馬紹介
トウショウドラフタ
芝1400ｍで3勝しており、田辺騎手に変わって2連勝中。
デビューから左回りにこだわっているかのように走ってきた。
長い直線もベストな条件。輸送競馬になるが、昨夏の新潟で経験しており問題なし。
一戦ごとに体重が増えて馬体も逞しくなっているので初めての57kgの斤量でも大丈夫だろう。
シュウジ
橋口元調教師の定年で同じ栗東の須貝厩舎に移籍した。
3連勝後のデイリー杯、朝日杯では連敗したが、この馬にはやや距離が長いマイル戦で苦労しただけで、本質的にはスプリンターに近いタイプ。
200ｍの距離短縮は好材料。中京2歳Sを圧勝しているようにコース適性もある。
休養明けと転厩初戦という形だが、ここで上手くリスタートを切ることができれば本番での期待もふくらむ。
《コラム執筆者：米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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