東京競馬場 エプソムカップ【GⅢ】

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6週連続のGIシリーズが終わり、日曜の東京メインにエプソムカップが行われる。
過去の優勝馬からは天皇賞・秋を制覇したプレクラスニー、マーベラスサンデーとエイシンデピュティが翌年の宝塚記念制覇、近年ではジャスタウェイやダノンシャークが出世していったように、このレースを勝って飛躍した馬が多数いる。
秋以降に向けて賞金を加算しておく為、まだ底を見せていない実力馬など今年も素質あふれる馬が揃っており、マイルから中距離の頂点を目指す馬の登竜門的なレースとして、この先を占う意味でも重要性が増している。

最近5年間で4歳馬が4勝しているようにGⅢレベルを突破できないベテランより、勢いのある4歳馬を狙う方がいいようだ。

有力馬紹介

サトノアラジン

1600万下・春興S、オープン・モンゴル大統領賞を連勝中。
大型馬ということもあって完成が遅れていたが、姉にエリザベス女王杯の勝ち馬ラキシスを持つ良血馬がついに本格化か。
ダービー馬キズナ、桜花賞馬アユサンと同じディープインパクト×ストームキャットの配合。
ここ2戦は他馬とは次元の違う脚を使っての連勝。
今回は重賞初制覇のチャンス。

ディサイファ

昨年の勝ち馬。
それ以降は天皇賞12着、ジャパンC15着と壁を感じさせたが、久々のGⅢだった前走の中日新聞杯は快勝。
GⅢでは頭ひとつ抜けた存在で、前走同様の57kgとくれば3カ月ぶりの実戦になるが、調教で仕上がりの良さをアピールしているだけにアメリカンボス、マイネルアムンゼンに次ぐ3頭目の連覇あるか。

フルーキー

安田記念に出走予定だったが、フィエロとの兼ね合いもあってこちらに回ってきたよう。
戦ってきた相手を見るとまだ重賞を勝っていないのが不思議なほど力はある。
叩き2戦目といいローテーションで、ここも勝ち負けか。

エイシンヒカリ

デビュー5連勝で挑んだアイルランドTで外ラチ沿いまで大きく膨れながらも完勝した以来の東京コース登場。
続くチャレンジCでは逃げて9着と1番人気の期待を裏切ったが、前走の都大路Sを楽に逃げ切っての復活劇。
精神的に幼いところが残っているのが難点で粗削りな面が残るが、まだ奥がありそうな馬。
自身の力量を十分出せるかが課題。

ユールシンギング

セントライト記念、新潟大賞典と重賞を2勝。
東京コースで馬券圏内を外していない堅実さがある。
ここ5戦は着外に敗れているが、前走の新潟大賞典は着順だけ見れば8着と惨敗のように思えるが、勝ったダコールとの差は0秒5と展開次第ではどうなっていたかわからない辺り、まだまだ見限れない馬。

 

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