3歳馬によるダート重賞ユニコーンＳ。
ＧＩを7勝したカネヒキリなど、ここをステップにスターホースとなった馬は多く、大井で行われるジャパンダートダービーにつながる前哨戦でもあるが、ジャパンダートダービーに照準を絞ってここを回避する馬もおり、思わぬ伏兵が激走することもあるレース。
梅雨時期の開催ということもあってか、スピードで勝負するタイプが止まらない展開になることが多い。
ここ数年は前走ダート1400m戦を使われていた馬が必ず1頭は馬券圏内に入っている。
有力馬紹介
ノンコノユメ
前走、オープン特別の青竜Sを勝った。
展開に左右される面はあるが、堅実な差し脚を持ち、広いコースで流れが速くなればチャンスあり。
決め手比べなら一線級にも引けを取らない。
ゴールデンバローズ
国内のダート戦では圧勝続きで東京ダート1600ｍでは負け知らず。
ここも圧勝する可能性はあるが、UAEダービー帰り初戦の馬達はこれまで成績が芳しくなく、体調面がカギとなるだろう。
12日の調教ではまだまだだったが木曜に行われた最終追い切りは単走だったがコーナーで徐々にスピードを上げていき、直線では鞍上が抑えるくらいの行きっぷりを見せ、好調さを見せつけるように駆け抜けていた。
仕上げが上手い堀厩舎ということもあり、チャンスがありそう。
イーデンホール
ヒヤシンスSの2着馬。
直線が長いコース向きの馬で、3走前に芝で結果が出ず、次走はダートで2着。
前走はダートで掲示板を外したが、転厩初戦を叩いての上積みが見込める。
《コラム執筆者：米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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