この福島開催で本格的なローカル夏競馬に突入。
開幕週の日曜メインは3歳馬によるハンデ戦ラジオNIKKEI賞。
福島競馬の開幕週になったことにより、スピードが要求される傾向が顕著になったようだ。
有力馬紹介
アンビシャス
ダービートライアルのプリンシパルSを余力たっぷりの完勝。
本番へは陣営判断で「距離が長い」と回避し、ここを目標にじっくりと調整されただけに、仕上がりは上々。
共同通信杯ではリアルスティール、ドゥラメンテに続く3着と実績も十分。
ハンデは56.5kgのトップハンデとなったが、実績的に仕方がなく、その程度に留まったと見る方がいい。
重賞制覇は目前だろう。
レアリスタ
デビューが遅く、まだ仕上がり途上という状態で無傷の2連勝という素質馬。
だが、まだ体質の弱さを残しており、今回は一気の相手強化にくわえて、小回りコースへの対応も課題。
キャンベルジュニア
南半球産の遅生まれでこの馬もデビューは遅かった。
レースセンスのいい馬で、重賞挑戦でも軽視できないが、現状では幼さもあり、エンジンの掛かりが遅い。
小回りコースにどう対応するかが課題。
アッシュゴールド
毎日杯15着以来約3カ月ぶりの出走。
小柄な馬で、まだ非力な面がある。
直線平坦の京都でデイリー杯2着、きさらぎ賞3着と結果を残しているように、同じく直線が平坦に近い福島に替わるのは歓迎材料。
だが、この一族特有の気性難があり、福島までの長距離輸送を克服できるかなど課題は多い。
ひと息入れてどこまで成長しているか。
《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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