芝1200ｍ戦としては唯一のGII戦で、国際競走に指定されている。
また、秋競馬初めのGＩ、スプリンターズSの前哨戦でもあり、サマースプリントシリーズの最終戦でもある。
なので休養明けの実績馬と、夏に力を付けた新興勢力の激突という図式になる。
有力馬紹介
ウリウリ
オープン→ＧⅢと連勝し、メンバー中でも最も勢いがある。
ここに来て２連勝と充実しており、調整過程も万全で好勝負が期待される。
実績上位のストレイトガールにとって同厩のこの馬が最大の敵となるだろう。
ストレイトガール
前走のヴィクトリアマイルで波乱を演出し、GＩ初制覇。
だが、この馬はもともとスプリント路線を歩んでいた。
今回はヴィクトリアマイル以来４カ月ぶりのレースになるが、追い切りの動きも抜群で、力を出せる状態に仕上がっており、ただ単なるスプリンターズステークスへ向けた叩き台という意味合いではなさそう。
懸念点としてこの馬は時計の掛かる馬場の方が持ち味が活きる傾向にあり、高速決着には不安がある点が気掛り。
アースソニック
高松宮記念で2着となったアドマイヤムーン産駒。
サマースプリントシリーズ逆転を期して鞍上に名手ミルコ・デムーロを配して勝負にきている感はある。
懸念点は関西馬ながら阪神の芝は３年半ぶりの参戦で、阪神芝1200ｍは使われたことがないという点。
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