夏競馬のローカル開催が終了し、関東は中山、関西は阪神へと舞台が移り、秋競馬の到来を告げるマイル重賞。
GIを目指す馬は、後の毎日王冠や富士Sあたりから始動するのが通例だが、今年は重賞勝ち馬が揃い、豪華メンバーとなった。
有力馬紹介
アルビアーノ
前走の関東オークスは初ダート、初ナイター競馬な上に2100mという距離に泣かされて1番人気を裏切って4着に敗れた。
距離とダートが合わなかっただけで2戦2勝の中山芝マイルに戻れば特に問題はないだろう。
ハンデは実績からすれば少し重くなり、初の古馬との対戦と懸念点はあるが、夏の放牧で成長しており、好勝負できそう。
レッドアリオン
前走はスタートで後手を踏まされたが、すぐさま先手を奪い返し、直線で2段階スパートを発揮しての逃げ切り勝ちを収め、着差以上の完勝だった。
今回は中山に舞台が替わるが、過去にニュージーランドTで2着、ニューイヤーステークス制覇とコース実績はある。
懸念点としてはトップハンデの58kgと夏競馬を使い詰め、昨年の秋以来休みをとっていない影響がどうでるか・・・
綺麗な馬場でスピードが活きる競馬ならば大崩れはないか。
スマートオリオン
関屋記念では全くいいところなく11着に敗れたが、上がりが速い新潟は不向きだったのだろう。
中山実績は豊富で57.5kgのハンデが示すように実績は上位。
開幕週で前が残るような馬場になるなら、先行力が活きてくるだろう。
3勝している中山なら巻き返しの可能性もある。
《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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