函館競馬が終了し、今週から札幌競馬が開幕。
最初の重賞がこのクイーンSとなる。
最近5年間では1番人気が3勝と勝負を賭けてきた陣営がきっちり結果を残している。
だが、2着馬は昨年が6番人気、それ以前も8番人気などまともに収まってはいない。波乱を期待しても良さそうだ。
有力馬紹介
レッドリヴェール
GＩ阪神ジュベナイルフィリーズを制し、桜花賞でもハープスターのクビ差2着と実力を示している。
その後は低迷していたが、距離不足の阪神牝馬Sで僅差6着、前走のヴィクトリアマイルでも前残りで差のない4着と今年になって覇気が戻ってた感じ。
札幌は初参戦だが、一瞬のキレというより粘りが持ち味の馬なのでコーナー4つの中距離戦は合っている。
2歳時の札幌2歳Sを勝っていることから洋芝適性もある。
ルメール騎手とのコンビ継続も心強く、小回りでの手綱捌きにも期待できるので死角は少ない。
ブランネージュ
前走のかもめ島特別を完勝。
形の上では格上挑戦になるが、3歳時にはフローラS2着、オークス5着、秋華賞4着と好走しており、ヌーヴォレコルトやショウナンパンドラと差のない競馬をしていた実力馬。
決め手に欠けるものの前々で立ち回れる器用さを備えており、大崩れしない強みがある。
重賞初制覇のチャンスは十分。
《コラム執筆者：米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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