3歳馬によるダート重賞レパードS。
今年で7回目と歴史は浅いが、第1回の覇者トランセンドはジャパンCダートを連覇し、マイルチャンピオンシップ南部杯を制覇。
ミラクルレジェンドは牝馬のダート最高峰のレース、JBCレディスクラシックを連覇。
ホッコータルマエはこのレースを勝った後、大きく成長し、日本新記録のGI10勝目に王手がかかっている。
このように勝ち馬が大出世している馬が多く、ダート馬の登竜門的存在になりつつある。
また、3年毎に超大物がここから巣立っていっているパターンからすれば今年はその当たり年になる。
スターホースの登場も期待したい。
有力馬紹介
ゴールデンバローズ
東京ダート1600m戦で3連勝を飾り、UAEダービーでも3着と善戦。
だが、帰国初戦のユニコーンSは1番人気を裏切る形で4着に敗れたが、厳しいローテーションだった上にペースが緩まない忙しい競馬に戸惑った面もあったのだろう。
1度使われたことで詰まっていたものが取れただろうし、スピード競馬を経験できたのも好材料。
その後はJDDに向かわず、ここを目標に再調整してきたようで、追い切りでも活気に満ちた動きを披露していた。
将来のダート路線を背負わなければならない馬が同世代相手に連敗は許されない!
巻き返しへの態勢は整いつつある。
ノボバカラ
ユニコーンSで2着。
スタートダッシュがよく、今までほとんどのレースで先行できているようにスピードが最大の武器。
放牧を挟んでここを目標に調整してきた模様。
仕上がりは順調だが、200mの距離延長に不安を残しており、過去に使われた1800m戦では8着。
今回は折り合いと位置取りが課題となるだろう。
アルタイル
500万下を楽に勝ち上がった後、昇竜S2着→青竜Sではノンコノユメの鬼脚に屈して2着→ユニコーンSではゴールデンバローズをマークする形で3着と堅実な戦績を残している。
レース展開に関わらず、強敵相手に好走を続けられるのがこの馬の強み。
そういったことからも世代上位の実力があると考えるべき。
ダート1800mは初めてだが、折り合いからも問題はなさそう・・・
というより位置取り自在のスピードと器用さの方を評価すべき。
大崩れすることは考えにくく、ここでも軽視は禁物だ。
《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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