サマー2000シリーズ第3戦。
今年で51回目と、小倉競馬場で行われる重賞では最も歴史があり、夏の小倉開催の前半戦の名物重賞。
2度もレコードタイムがマークされるほど時計が速く、ハンデ戦だけに波乱も目立ち、今年も上と下では6.5kgもの差があり、より難解になっている。
有力馬紹介
ベルーフ
唯一の3歳馬で京成杯など全3勝を芝2000mで上げている。
春後半はリズムを崩した上に背中に疲労がみられるとのことでダービーを回避、3カ月半かけて立て直した再起戦で初めての古馬相手と条件は厳しい。
が、7月中頃から栗東へ帰厩して順調に乗り込まれてきている。
血統的にもハービンジャー産駒は晩成型と見られているようにこの馬もこれから大きく伸びる可能性はある。
また、小倉の開幕週では芝2000mを人気薄のハービンジャー産駒が勝っており、コース適性の面でも期待できる。
パートン騎手と新コンビを組む点も頼もしい。
メイショウナルト
2年前の覇者で、昨年も3着と好走。
休み明けの鳴尾記念で9着、続く七夕賞で同型のトウケイヘイローがおり、自分の競馬を展開しにくい中での4着と例年通り、夏に調子が上がってきている。
6勝中3勝を小倉で挙げているように明らかな小倉コース巧者が早めの先月末から小倉競馬場に入厩し、ここに備えてきた。
ハンデは昨年より0.5kg軽いのも好材料。
トニービン血脈を持っているのも魅力だ。
オーシャンブルー
2桁着順が7戦続いている・・・
しかしこの7戦はいずれもGⅠ・GⅡと一線級の馬たちが相手だった。
今回は相手関係がかなり楽になり、当コースでの勝ち鞍もあるとくれば軽視できないが、トップハンデの57.5kgがどう影響するかが気にかかる。
《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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