2006年に距離を短縮されてスプリント戦になってからレースの性格が一変。
トップハンデ馬は勝てず、1番人気馬の連対も1頭だけ。
ハンデ戦らしく、波乱が起こりやすい重賞。
他場のスプリント戦のデータなどは全くといっていいほど役に立たない。
創設された重賞のように新しい気持ちで予想に取り組む必要がある。
有力馬紹介
ビッグアーサー
デビューから無傷の5連勝。
デビューは遅かったが快進撃を続けている。
速い持ち時計がなく、今までとはメンバーの質が大きく異なり、オープンクラスでの実績がない中で初の重賞挑戦。
真価の問われる一戦となりそうだが3走前には1番人気に支持され、のちにGⅢ函館スプリントSを勝つティーハーフに完勝している。
重賞初挑戦でハンデ55kgでも主役を張れるか。
ベルカント
前走のアイビスサマーダッシュでは直線競馬で揉まれない形で競馬ができたのが大きく1番人気に応えて完勝。
スプリンターとしての資質の高さをアピールした。
もともと2歳時から注目されていた素質馬で、ここでも注目されて当然。
小倉2歳ステークス2着の実績があり、コース適性はあるだろう。
ハンデ55kgは牡馬の57kgに相当し、実質的にはトップハンデ、改めて真価が問われる。
ベルルミエール
前走のCBC賞ではスタートの出遅れを取り戻す為に使った脚が最後の直線に響いた。
スタートが決まってポジションを楽に取れれば平坦コース向きのスピードタイプで非凡なセンスを持っているこの馬は粘りを見せてくれるだろう。
ここ3走と比べるとメンバーの質は落ち、据え置きのハンデ53kgも有利とくれば勝機ありか。
《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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