中山競馬場 スプリンターズステークス【GⅠ】

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秋のGIシリーズ初戦、下半期の短距離王決定戦のスプリンターズS。
今年は3年ぶりに外国調教馬の参戦があるが、昨年の覇者スノードラゴンの参戦はなく、高松宮記念を勝った香港のエアロヴェロシティも来日しない・・・
ロードカナロア引退以降のスプリント路線は百花繚乱の様相を呈していたが、この秋も確たる主役は不在で混戦模様だ。

有力馬紹介

ウリウリ

ずっとマイル路線を走ってきたが、初のスプリント戦となったCBC賞を後方一気の内容で制し、続くセントウルSも出遅れながらも前残りをハナ差2着まで追い込んだ。
あらためて力量の高さを証明した。
馬混みでもひるまず脚を使えるし、中山替わりはプラス。
その上叩かれての上積みも見込めるなど心強い点が多い。

ストレイトガール

今年、ヴィクトリアマイルで念願のGIタイトルを奪取。
マイルが適距離ではなく、スプリントGIでこれまで3着と2着があるようにスプリント路線を歩んできた馬。
秋初戦のセントウルSはもたつきながらも勝った馬とタイム差なしまで追い上げた。
ここまでのローテーションも理想的で中山は初めてだが器用さがあるから問題ないだろう。

リッチタペストリー

香港から参戦してくるのだが、地元でトップというわけではない。
だが、ドバイゴールデンシャヒーンを2年連続出走し、2着と3着、昨年は米国のGIサンタアニタスプリントチャンピオンシップを勝っているほどの素材。
脚質に自在性があり、ドバイやアメリカで勝ち星があるように遠征も苦にしない。
ルメール騎手との新コンビも脅威。

ミッキーアイル

昨年のNHKマイルCを優勝したようにスピードでは負けていない。
高松宮記念は3着だったが、引っ掛かるほどの行きっぷりで、この馬の問題は気性面のコントロールだけ。
今回は速い馬が揃っているので、折り合いはつけやすいだろう。
久々の実戦だが、昨秋のスワンSを快勝しているように間隔があいたときに好走する傾向があり、気性面を考えても不安はなく軽視できない。

 

《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
予想はレース前日の夜に更新予定!

 

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