３歳牝馬の最終決戦。春の実績馬に加え、今年は夏を越して力をつけた馬も戦線に加わり群雄割拠の様相に。
有力馬紹介に挙げる3頭から2頭は絡みそうだが・・・
有力馬紹介
ミッキークイーン
春は馬体減りを避けながらの調整を強いられていた陣営だったが、思い通りの調教ができる今シーズンのプラスは小さくはない。
秋初戦のローズSは出遅れが影響して、追い込み届かず、タッチングスピーチの2着に敗れた。
ひと叩きされたことで気配は上昇しているだろうが、トリッキーで小回りな京都コースが舞台。馬群を上手くさばけるかどうかが大きなポイントになるだろう。
トーセンビクトリー
骨折で春のクラシックを棒に振ってしまったが、夏の中京、小倉で古馬相手に連勝。自在性がある点も頼もしい。
名牝トゥザヴィクトリーの娘でその母がエリザベス女王杯優勝と血統面も魅力が多いが、この一族には【使える脚が短い】という難点があり、大一番での詰めの甘さがある。
だが、古馬相手に完勝し、重賞初挑戦であったローズSの3着は叩き台として疲れを残さないように乗っての結果。
武豊騎手の手綱さばきに期待したい。
タッチングスピーチ
休養を挟んだあと、復帰戦となった札幌の500万下を圧勝。
その勢いのまま参戦したローズSも後方一気の内容で連勝。
素質開花を思わせる内容だったが、まだ粗削りな面も残っており、京都のトリッキーで小回りなコースがどうでるか。
この馬もミッキークイーン同様、馬群をどうさばくかで勝敗が左右される。
《コラム執筆者：米田和真の予想・プロフィールはこちら》
予想はレース前日の夜に更新予定！
・レース展望 スプリンターズステークス【GⅠ】
・レース展望 サウジアラビアRC【新設重賞】
・レース展望 毎日王冠【GⅡ】
・レース展望 京都大賞典【GⅡ】
・レース展望 府中牝馬ステークス【GⅡ】
・レース展望 秋華賞【GⅠ】
・レース展望 富士ステークス【GⅢ】
・レース展望 菊花賞【GⅠ】
・レース展望 スワンステークス【GⅡ】
・レース展望 アルテミスステークス【GⅢ】
・レース展望 天皇賞・秋【GⅠ】