東京競馬場 富士ステークス【GⅢ】

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1着馬にマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられるレース。
昨年はダノンシャークがこのレースをステップにマイルCSを優勝。
他にも数多くの富士S組が本番で馬券に絡んでいる。
そしてこのレースは毎年のように2桁人気馬が絡む波乱含みの一戦であり、今年も荒れそうな雰囲気が・・・
だが、今年はその流れを断ち切るかのようにGI馬が5頭エントリーと豪華な顔ぶれとなっており、そのうち3頭が同じ舞台で行われるNHKマイルCの優勝馬と激戦必至。
現役屈指のマイラーたちが揃い、今後のマイル路線を占う意味でも目が離せない一戦。

有力馬紹介

サトノアラジン

春に準オープン~オープンと連勝し、マイル戦績は3戦2勝、2着1回と崩れておらず、鞍上のルメール騎手ともマイル戦績と同成績で相性がいい。
能力はすでにGⅢで十分通用するだけのものを示している。
現時点でGI出走権利の賞金額が不足しているだけに、陣営も力の入れ具合が違うだろう。

カレンブラックヒル

重賞5勝の実績馬。
今年もトップハンデの58kgを背負いながらも小倉大賞典を先行策から押し切って勝つなど、GⅢでは能力健在。
今回も58kgとはいえ、別定戦で他馬との斤量差はさほどない。
今回は約3か月の休み明けになるが、今週の最終追い切りをしっかりこなせば、あっさり勝っても不思議ではない。

ロゴタイプ

朝日杯フューチュリティS、皐月賞を制覇した後は勝ち星から遠ざかっているが、好走は続けている。
直線が長く、地力勝負になりやすい東京の芝は得意としており、東京マイルでは2歳コースレコードで勝った実績がある。
約2年半ぶりの勝利を掴みたいところだろう。

フルーキー

重賞未勝利ながらもオープン入りしてからは安定した成績を残している。
前走のポートアイランドSを1番人気に応えて完勝し、その勢いは軽視できない。
東京コースは未勝利だが、休み明けで臨む有力馬が多い中、順調にレースを使われている点は有利だろう。
何よりもここまで掲示板を外したのが1回だけという安定感も魅力的。

 

《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
予想はレース前日の夜に更新予定!

 

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