1着馬にマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられ、そのスプリンターズSからの間隔も中3週とベストな間隔ということもあり、短距離路線を主戦場にする馬たちの秋の目標ともいえるレース。
過去10年で5頭がこのレースをステップに本番で連対しているのも頷ける。
有力馬紹介
アルビアーノ
抜群のスタートセンスの持ち主で、春にフラワーCを勝ち、NHKマイルCでも2着と好走。
1番人気に支持された前走の京成杯オータムHは7着と人気を裏切る形になったが、初の古馬混合戦で4角まで自分の競馬で進め、タイムも勝ち馬と0秒1差という僅差。
力負けというより瞬発力で劣っただけという内容で、古馬相手でも充分やっていけるだけの手応えはあった。
叩き2戦目で上積みが見込め、大型馬だけに広々としたコースへ替わるのはプラス要素。
長距離輸送がどうかだが、それをクリアできていれば結果は出るだろう。
フィエロ
昨年のこのレースで3着に入り、続くマイルCSでもハナ差2着と好走した。
今まで重賞での2、3着が4回もあるものの未だに重賞未勝利。
だが、今年もマイラーズC3着、安田記念4着とマイル重賞で差のない競馬を続けており、休み明けだが全開に近い形でのパフォーマンスで重賞初制覇の期待がかかる。
ミルコ・デムーロ騎手とのコンビで臨む点も面白味は十分。
《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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