ダートの大一番、チャンピオンズカップ（前はジャパンＣダート）の前哨戦だが、今年で6回目と歴史は浅い。
グレード別定で実績馬も出走しやすい条件で行われるが、同週にJBCクラシックが行われ、有力馬はそちらへ出走する為、このレースはトップクラス不在で行われることが多い。
ローマンレジェンド
2012年の交流GＩ東京大賞典を優勝し、同年のみやこSも勝っていた。
平安S3着以来、5カ月半ぶりの出走になるが、調整は順調でここはあくまで叩き台ということになりそう。
休み明けでも力を出せるのは過去の実績からも明らかで、馬券圏内への食い込みが期待できる実力の持ち主。
昨年夏以来、勝ち星から遠ざかっているが、京都ダート【4-0-2-0】という安定感からも好勝負が望める。
ダノンリバティ
毎日杯で2着と芝でも好成績を残しながらダート路線に転向すると、レパードSで2着に好走。
続くBSN賞を快勝し、シリウスSでも2着と力を示した。
シリウスSの2着は距離の長さが敗因とされているが、重賞クラスの壁に当たったというのが真相だろう。
近親にヴァーミリアンやソリタリーキングといったダート巧者がおり、大崩れしない点は魅力だが、成長力で重賞の壁を突破できるか。
《コラム執筆者：米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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