重賞としては今年で2回目だが、オープン特別としてこの時期に長い間開催され、ファンには馴染みの深い存在。
オープン特別時代の勝ち馬にタニノムーティエ・アドマイヤドン・エピファネイア・ヴィクトワールピサなど一流馬に成長した名馬の名前が見られる。
将来の大物中長距離馬の登竜門的なレースと言えるだろう。
有力馬紹介
アドマイヤエイカン
札幌2歳Sの勝ち馬。
重賞勝ち馬がこのレースに出走することは稀。
3カ月の休み明けだが、乗り込み入念で仕上がり十分、太め感もない。
次走ホープフルSへの叩き台という側面が強そうだが、今までのレースぶりや血統からも、2000ｍへの距離延長は心配ないだろう。
このメンバーなら力の違いを見せつけてくれるだろう。
ロライマ
9月の阪神芝2000mの新馬戦で中団から見せた末脚が3F 33.7秒という圧巻の切れ味を使っての差し切り勝ち。
2カ月ぶりだが、調整過程は順調そのもので瞬発力勝負になれば大勢逆転の可能性もある。
叔父に2歳王者フジキセキがいる良血馬ということもあり、この馬も十分に勝ち負けが狙えるのでは。
《コラム執筆者：米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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