東京競馬場 東スポ杯2歳ステークス【GⅢ】

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クラシックにつながる出世レースとして知られ、過去の優勝馬からはサトノクラウン・イスラボニータ・コディーノ・ディープブリランテ・サダムパテック・ローズキングダム・ナカヤマフェスタなどがのちのGI戦線で活躍しており、昨年の勝ち馬であるサトノクラウンもダービー3着と好走しているように阪神JFをのぞけば2歳戦で最大の出世レースと言える掛け値無しの注目レースだ。

有力馬紹介

アグレアーブル

キャリア1戦と経験は浅いが、新馬戦で見せた上がり34.3秒という後方から並ぶ間もなく差し切った鋭い末脚が魅力。
坂の上りで前を飲み込んでいく脚には超一流馬が持つ迫力を感じた。
東京芝1800mの勝ち時計は平凡だったが、稍重の馬場で上がり3F33.8秒を叩き出しており、相当な能力を示した。
あえて牡馬相手のこのレースに挑戦してきた辺りも、陣営の自信がうかがえる。
良馬場で例年通りの上がり勝負になれば、勝利にもっとも近いのはこの馬だろう。

プロディガルサン

無傷の2連勝中。リアルスティールの全弟ということもあり、デビュー前から注目されていた好素材。
まだ完成途上の状態だが順調に乗り込まれて馬体は着実に成長している。
懸念点はこのレースは瞬発力が要求され、この2戦で見せている反応の鈍さが致命傷となるか。

 

《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
予想はレース前日の夜に更新予定!

 

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