JRA重賞で唯一のダート1200m戦。スピードとパワーの双方が求められる。
ダート短距離の主戦場は通常1400mで、坂があるダート1200mは突出した馬が現れにくい。
特にスタートから芝並みのハイペースになりやすい中山1200mは、一般的にスピード豊富な先行馬が強く、昨年のこのレースもダノンレジェンドが5馬身差で逃げ切っている。
かと思えばハイペースに乗じて差し・追い込み馬が飛び込んでくることもあり当然のように毎年大荒れを繰り返しているJRA重賞の中でも屈指の難易度のレース。
有力馬紹介
エイシンヴァラー
4歳を迎えて馬体重が500kgを超え、充実著しい上り馬。
距離やペースに合わせて自在に立ち回れるのが強み。
中山は未経験だが、サウスヴィグラス産駒だけにダートのスプリント戦こそが本領発揮の舞台なのかもしれない。
マルカフリート
高齢馬にこれ以上の上積みを望むのは酷かもしれないが、3カ月ぶりの霜月Sを後方一気の追い込みで快勝し叩いた上積みも見込める。
58kg、57kgと重めの斤量を背負ってきたが、今回は別定で56kgと勝って斤量が減るのも好材料。
9歳馬だけに疲労のケアが上手くいくかどうかだが、決め手勝負になれば怖い。
《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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