秋の福島開催のフィナーレを飾る名物重賞。
昨年は6番人気→13番人気の大波乱決着で、馬単36620円の大波乱と荒れることで定評のあるローカルハンデ重賞だったが、近年は傷みにくい芝が導入されたことによって、時計が速いまま最終週を迎えられるようになり、馬券的にも比較的堅く決着するようになってきている。
紐はともかく、軸はある程度人気サイドから選ぶのが効率的といえそうだ。
有力馬紹介
ミトラ
昨年の勝ち馬で連覇を狙う。
休み明けの産経賞オールカマーで強敵相手に３着と好走したように能力的な衰えは見られない。
中距離路線に路線変更してから6着以下がなしと安定した走りを続けている。
ハンデは前年の56kgから57.5kgとトップハンデ。
この馬は大型馬なので斤量自体は問題なさそうだが・・・連覇に向けてはハンデとの戦いになるだろう。
フラアンジェリコ
昨年の2着馬で福島コースを得意としている。
この馬は大敗と好走を繰り返すつかみどころのないタイプだが、好走する時は恐ろしい末脚を見せる。
この馬もハンデが昨年より1kg増だが、55kgなら問題ないだろう。適距離に戻って一変があってもおかしくはない。
《コラム執筆者：米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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