阪神競馬場 阪神カップ【GⅡ】

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GI以外の重賞で定量戦は札幌記念とこのレースしかなく、1着賞金の6500万円という額もGIに近い賞金と格式を誇る。
また、出走メンバーもマイル路線とスプリント路線の一流馬が集結し、現在関東馬が6連勝中と強いレース。
だが一流馬が揃っているとはいえ、この5年間は1番人気が馬券圏外に沈んでおり、GIのように単純な力量比較だけでは痛い目に遭うだろう。

有力馬紹介

ビッグアーサー

今のところ重賞未勝利だが、ここまで8戦して6勝2着2回と連対継続中。
来年のスプリント路線の主役になるべき逸材ともいえ、このメンバーでも主力並みの評価が妥当だろう。
ただのスピード馬ではなく、ゴール前で伸びて差してくるタイプだけに距離延長も問題ない。
ここを勝って、来春への足がかりとしたいところ。

ダノンシャーク

4年近くマイル路線のトップクラスで走り続けており、昨年のマイルCS勝ち馬だが、今年は4戦未勝利と精彩を欠いている。
だがこの馬は12月~2月の寒い時期に好成績を残している冬専用のような馬。
秋の毎日王冠4着から分かるように体調面に問題はない。前走のマイルCS大敗は前残りの展開を後ろで見すぎたのが原因とはっきりしている。
そんな中でもメンバー中2位の上がりタイムをマークしており力量にも衰えはない。
懸念点はこれまで阪神芝1400mでは2戦2敗と惨敗だが、どちらも休み明けでの結果。
一昨年の重賞初勝利、京都金杯の時のようにクリストフ・ルメール騎手との久々のコンビ復活で巻き返しを狙う。

ウリウリ

昨年の4着馬で今年の夏からはスプリント路線を使われていたが、元はマイルで初重賞を勝った馬で、本質的に1200mよりは1400mの方が戦いやすいはず。
まだ阪神では未勝利だが、同コースの芝1400mでは3戦すべてで掲示板を外しておらず、安定している辺りは期待できる。

 

《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
予想はレース前日の夜に更新予定!

 

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