京都で行われた同じ芝1800mの3歳GⅢきさらぎ賞を圧勝したサトノダイヤモンドが牡馬クラシック路線で存在感をアピールしたが、まだ勢力図が変わる可能性はある。
関西の良血馬が多数集結するきさらぎ賞が毎年注目を集めるがゴールドシップ・イスラボニータ・リアルスティール・ディープブリランテ・ドゥラメンテときさらぎ賞以上にクラシックとの結びつきが深く、GⅠ馬へと育つ可能性が高いのはこのレースの方。
きさらぎ賞との違いは東京コース特有の直線の坂の存在が終いで底力を要求する点。
坂上でもうひと伸びできるかが肝心で秘めた底力が最後のゴール前で開花することが多く、今年も大いに注目したい。
有力馬紹介
ハートレー
新馬戦を順当に勝ち、続くGⅡホープフルSでは出遅れながらも快勝。
メンバーが揃っていた一戦だけに価値は高く、本年度のクラシック候補の一頭。
今まで外人騎手ばかりの起用で今回もベリー騎手に依頼していたが、6日の東京競馬で騎乗停止処分を受けた為、横山典騎手が騎乗することになった。
鞍上が毎回替わっているので乗り替わりに不安はない。懸念点はここまでの2戦は2000mで、前半にもたつくクセがあるので距離短縮がどうでるか。
だが、能力自体が特化しているので大崩れは考えにくい。西のサトノダイヤモンドと同じくデビュー3連勝が期待される。
スマートオーディン
新馬勝ち後、萩Sで2着と惜敗。続くGⅢ東京スポーツ杯2歳Sを直線一気で勝った。
今回と同じ舞台という点は強調材料だが、追い出してから刺さる面があるなどまだまだ荒削りさが残っている。
東京スポーツ杯2歳Sでは勝ったものの、良馬場では過去10年で最低の時計を出しているように今回が試金石という部分がある。
《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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