冬場のGⅢ戦ながらGIとの直結性が高く、同じ舞台で行われる春のマイルGI、ヴィクトリアマイル・安田記念に向けても目が離せない一戦だ。
フロックでは勝てない実力優先のレースだが、1番人気は過去10年でわずか2連対と不振。
過去の実績通りには収まらず、過去10年で馬連万馬券が5回と波乱傾向があるレース。
有力馬紹介
ダッシングブレイズ
早くから素質を買われていた馬だが伸び悩んでいた。
ところが昨年の秋から1000万下→1600万下→オープン特別とマイル戦を3連勝して完全に軌道に乗ってからここに挑む。
東京マイルでは2戦2勝、阪神マイルでも3勝を挙げていることから分かるように、長くて坂のある直線はこの馬に合っており、デビュー時は478kgだった体重が1年経っただけの前走では498kgと20kgも成長している今の勢いなら重賞でも差は感じられない。
しかも3連勝全てでメンバー最速の上がりを記録しているとくれば、決め手を活かせる舞台で重賞初制覇もあるだろう。
ダノンプラチナ
一昨年の朝日杯の勝ち馬。
国内のマイル戦では4戦無敗で、東京コースでも3戦3勝と完璧な成績を残しているように舞台設定は文句なし。
懸念点として昨年は春も秋も2戦ずつしかできなかったように体質面に弱さを残しており、体調をどこまで整えられるかが課題。
今年は真価を問われるシーズンになるだろう。
《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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