阪神ジュベナイルフィリーズへのステップとして長い歴史を誇るが、アルテミスSが創設されてからはメンバーが分散するようになってきた。
このレースは来年のクラシック候補より、スピード豊富なスプリンター候補を見つけるといった度合が強い。
有力馬紹介
ブランボヌール
新馬戦を快勝し、GⅢ函館2歳Sも3馬身半差の圧勝。
例年になくレベルが高かった中でもさらに一枚抜けた存在だった。
その後は放牧でリフレッシュし、予定通りここから始動。
当日輸送・坂のあるコース・距離延長と初体験ばかりの課題はあるが、デビューから3連勝を飾る可能性は十分。
だが、大目標はあくまでこの次。仕上げもレース運びも暮れの阪神マイルを睨んでのものになるはず。
どれだけの力量と仕上げで挑むか。
メイショウスイヅキ
前走のもみじSを快勝。
今レースと同じ京都外回り芝1400ｍで非凡な立ち回りを見せた。
脚をためてからの差し脚はかなりの決定力があり、もみじSの勝ちタイムも例年のファンタジーSを勝ち負けできるほどの優秀なものだった。
間隔は詰まるが今の勢いは評価できるし、武豊騎手との新コンビも期待できる。
《コラム執筆者：米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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