朝日杯フューチュリティSの前哨戦としての位置づけを明確にするため、昨年から開催時期が10月から11月に繰り下げられた。
レーヴディソールなどのちのGI馬を輩出した伝統の一戦でもあるが、11月の2歳重賞戦の中ではまだ存在意義が薄く、今年も出走馬のほとんどが１勝馬という重賞としては少し寂しいメンツとなった。
有力馬紹介
シュウジ
デビューから3連勝で小倉2歳Sを制した実績がある。
ツルマルレオンの半弟で血統的には短距離向きだが、非凡なスピードが最大の武器で、現時点では中京２歳Ｓを勝っているように1600ｍでの距離不安も少なく、大崩れは考えにくい。
2歳戦の間はスピードで圧倒できそう。
エアスピネル
秋華賞馬エアメサイアの息子。
デビュー戦を好タイムの完勝でレースセンスも上々、大物感が溢れていた。
ここで2連勝を決められるようなら、一気に朝日杯FSの主役の一角に躍り出ることになるだろう。
《コラム執筆者：米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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