関西の年明けは恒例の京都マイルのハンデ戦、京都金杯。
この舞台はマイルCSと同条件でもあり、GIIのマイラーズC、２歳戦のデイリー杯、３歳のシンザン記念など重要レースがよく行われるコース。
例年はスターホースが休養に入る時期のハンデ戦で手薄なメンツだったが、今年は重賞勝ち馬が多数出走し、ハイレベルなメンバー構成。
京都マイル特有の底力が問われるレースが多く、出世レースとしては中山金杯よりも京都金杯のほうが強い印象がある。
有力馬紹介
トーセンスターダム
マイルチャンピオンシップでは、7着だったが0秒5と僅差だった。
京都はきさらぎ賞を含み4勝しており、信頼がおけるコース。
また好位から競馬を進めるこの馬には開幕週の馬場もマッチする。
懸念点はベストが1800ｍ辺りの中距離馬では？という点とハンデ57.5kgをどう克服するか。
エキストラエンド
2014年の勝ち馬で昨年も2着。
ハンデが昨年と同じ57kg。休み明けという点を加味しても特に大きな強調材料はないが、バテずにジリジリと長く脚を使える馬で、他コースでは爆発力に欠けるが、京都マイルではつねに上位に食い込んでいるように７歳でも侮れない。
有馬記念を制し、悲願のGＩジョッキーになった吉田隼人騎手とのコンビというのも追い風となりそうだ。
《コラム執筆者：米田和真の予想・プロフィールはこちら》
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