中山競馬場 京成杯【GⅢ】

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皐月賞と同じ舞台で行われる3歳重賞でクラシックを占う上で重要な一戦。
2010年にはダービー馬エイシンフラッシュがこのレースを制し、サンツェッペリン(皐月賞2着)、マイネルチャールズ(皐月賞3着)と勝ち馬はクラシックで好走する傾向にある。
中山芝2000mは若い馬にとってはタフな条件で、潜在的なスタミナの持ち主が素質を開花させることがある。

有力馬紹介

ウムブルフ

デビュー戦から2着2回ときて3戦目での勝ち上がり。
素質を考えると初勝利に少し手間取った感じだが、若さが残っていてレースで競馬を教えられていた側面もあり、レース内容は悪くなかった。
中山にコースが替わった前走ではゴール前で鞍上のムーア騎手が手綱を抑えながらも2着に4馬身差をつけるほどの圧勝をしているように、スタミナが必要な中山のほうが現状では信頼度が高い。
脚質に自在性があって、使われながら折り合い面にも進境を見せており、昇級初戦の重賞でメンバーが強化されても死角が少なくチャンス十分。

メートルダール

2戦目で初勝利を挙げた後、中山芝2000mの葉牡丹賞を勝負強い内容で制した。
ウムブルフと比べるとまだ不器用さを残すが、これまですべてのレースを鋭い脚で追い込んでいるように決め手の迫力では上回る。
まだ底を見せていない魅力があり、コンビを組んで2連勝中の戸崎騎手の継続騎乗も心強い。

 

《コラム執筆者:米田和真の予想・プロフィールはこちら》
予想はレース前日の夜に更新予定!

 

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