中山芝2000mは皐月賞が行われるコースだが、2、3歳戦が多く、古馬のオープン以上のレースは、ディセンバーSと中山金杯だけとなる。
古馬の上級馬によるレースが少ない為、展開などイメージが湧きにくい重賞。
ハンデGⅢながら、昨年はここで重賞初制覇を飾ったラブリーデイがその後、宝塚記念・天皇賞秋のGI2レースを勝つまでに成長し、飛躍のきっかけにしたが、近年このレースから出世したのはラブリーデイだけ。
主流とはやや外れる馬が走りやすいレースともいえる。
有力馬紹介
フルーキー
重賞で勝ち切れないレースが続いていたが、前走のチャンレジCで待望の初Vを飾り、勢いに乗っている。
ラブリーデイも似たようなタイプなだけに、同じようにここを弾みに大活躍するか。
トップハンデの57.5kgだが、同じハンデGⅢのチャレンジCでも57kgだっただけに0.5kg程度の増なら引き続き好勝負が期待できる。
またアドマイヤフジ・オーシャンブルーのように57kgを超える馬の連覇などもあるように重ハンデ馬の活躍が目立つレースでもある。
重賞連勝のチャンスがありそうだ。
ヤマカツエース
前走の福島記念を54kgで快勝し、中山コースでもニュージーランドT勝ちがある。
函館記念3着、札幌記念4着などの成績から見ても地力はGⅢでは上位な方。
福島記念から2kg増の56kgのハンデだが、背負い慣れている重量でもあり、問題はないだろう。
ニュージーランドTではやや重、福島記念では重馬場だったように重馬場を得意としており、当日の馬場が渋るようならさらに期待できる。
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